別に天文学がどうの、星がどうのとかいうわけじゃなく、漠然と地球の外がどうなっているのか気になるところではある。映画においても、エイリアン的なものを始め、宇宙ネタは数知れず、もちろん好きな作品も多い。その中から、純粋な宇宙への思いが表されている作品をあげてみる。
「1988, For All Mankind, 宇宙へのフロンティア」アル・ライナート NASAのアポロ計画のドキュメンタリー。外から見える地球の映像だけで、単純に感動してしまう。地球をバックに船外活動してるシーンなんか、ケーブル外れないのだろうか、ドキドキ、ヒヤヒヤ。もう見てるだけで息苦しくなる。一方、月面歩行は、意味も無く楽しそう。
日本の衛星がはるかかなたの星にいって戻ってきたってのがあったけど、それよりも、普段、見慣れた月に行って、調査して、さらに帰ってきたってのが、すごく分かりやすい偉業。
「1983, The Right Stuff, ライトスタッフ」フィリップ・カウフマン 完全版は、193分。長い割にまとめきれないのが、今ひとつな理由か。興味ないと退屈かも。
マーキュリー計画に関わる宇宙飛行士達の話。宇宙飛行士じゃないチャック・イェーガーがカッコよいのだが、登場人物多すぎて散漫になってる感じ。
「1997, Contact, コンタクト」ロバート・ゼメキス 自分達の理解外のことにまで、身勝手な宗教観を押し付ける。宗教と科学は別物と理解出来ないらしい(笑)。これは、映画だが、現実も似たようなもの。
八百万の神ってのは、ほんと理にかなった考え方だな。こんなくだらない論争は無用。火星人の神がいても、金星人の神でもいいじゃない。
「1997, Gattaca, ガタカ」アンドリュー・ニコル 近未来SFというか、サスペンスありのヒューマン・ドラマ。「努力」と「根性」と「インチキ」で、運命は変えられるのか。